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VERUS STRING QUARTET
SPECIAL CONCERT

ウェールズ弦楽四重奏団 特別公演

​ゲスト出演:矢部優典(チェロ)

当代随一のカルテットが次世代ホープと挑む、渾身のシューベルト!

結成15周年を迎え、成熟した演奏を聴かせるウェールズ弦楽四重奏団が旬の若手を起用して届けるスペシャルプログラム。ここでしか聴くことのできない貴重なセッションにご期待ください!

2021/10/12(火) 19:00 開演 (18:30 開場)

会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

Venue: Suntory Hall Blue Rose (Small Hall)

[曲目]

シューベルト:弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」イ短調Op.29, D.804

Franz Schubert: String Quartet No.13 in a Minor, D.804, Op.29 'Rosamunde'

シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956, Op.163*

Franz Schubert: String Quintet in C Major, D.956, Op.163*


[出演]

ウェールズ弦楽四重奏団

﨑谷直人(ヴァイオリン)Naoto Sakiya

 神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスター

三原久遠(ヴァイオリン)Hisao Mihara

 東京都交響楽団第2ヴァイオリン副首席奏者

横溝耕一(ヴィオラ)Koichi Yokomizo

 NHK交響楽団第1ヴァイオリン次席奏者

富岡廉太郎(チェロ)Rentaro Tomioka

 読売日本交響楽団首席チェロ奏者


ゲスト:矢部優典(チェロ)Yusuke Yabe*


Ticket

全席自由4,000円(税込)

チケットぴあ

https://t.pia.jp/

TEL. 0570-02-9999 [Pコード:202631]

サントリーホールチケットセンター

TEL. 0570-55-0017(10~18時、休館日を除く)

​主催:MAE Co., Ltd.

⽂化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

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矢部優典

Guest Cellist

INTERVIEW with 矢部 優典

ーウェールズ弦楽四重奏団の印象は?

 

 斬新なアイディアがあったり、メンバー4人で確立された”何か”があると感じます。他のどこで聴いた演奏とも違うんです。でも、ものすごく和声感あるから気を衒った風には聴こえなくて、演奏に説得力があります。

ーこの作品の聴きどころは?

 

 もちろん全て素晴らしいのですが、個人的には第2楽章の1stヴァイオリンと1stチェロのピッチカートの掛け合いが大好きです。

ー矢部さんご自身は、いま、どんな活動に力を入れていますか?

 まだ一年ぐらいなのですが、最近はサントリーの室内楽アカデミーで素晴らしい先生方の元で弦楽四重奏をで勉強しています。

ーコロナ禍での演奏活動への影響では?

 最初の頃は全く家から出ず1人で練習する時間が沢山できたので、基礎を見直したり、本番がなくなりみんな時間が出来たのでカルテットの合わせをする時間も増え、意外にもいい時間が過ごせました。

 まだ以前の様にとまでは言えませんが、最近はどんどん演奏会も増え、お客様の前で演奏できる機会が増えてとても幸せです。

ー本番に向けて、意気込みを一言!

 桐朋の大先輩でもあり本当に素晴らしいカルテットでもあるので今回共演させて頂けるのが夢のようです。

 それと同時に不安もありますが、全力でついていきたいです!

​​[矢部優典/プロフィール]

8歳よりチェロを始め毛利伯郎氏に師事。第86回日本音楽コンクールチェロ部門第2位及びE.ナカミチ賞受賞。第69回全日本学生音楽コンクール高校の部第1位及び日本放送協会賞受賞。

これまでに宮崎国際音楽祭、サントリーホールARKクラシックス、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミーin 東京」等に出演。桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース修了。レグルス・クァルテットのメンバーとして小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、プロジェクトQ、ヴィオラスペース等に出演。

現在、サントリーホール室内楽アカデミー第6期フェロー。

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About
Verus String Quartet

桐朋学園の学生により2006年に結成。軽井沢八月祭、宮崎国際音楽祭、プロジェクトQ、JTが育てるアンサンブルシリーズ他、国内の多数の演奏会、音楽祭に参加。2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位、日本人の団体として東京クヮルテット以来38年ぶりの入賞を果たす。2009年日本音楽財団の協力で王子ホールにて正式なデビュー公演を行う。原田幸一郎、東京クヮルテットのメンバー等から指導を受ける。


2010年春より拠点をスイス・バーゼルに移し、バーゼル音楽院にてライナー・シュミット(ハーゲン四重奏団)のもとで研鑽を積む。南仏ボニユー音楽祭、ドイツ・シュヴェツィンゲンSWR音楽祭、ドイツ・ボイゲン城でのコンサートへの出演など、ヨーロッパでも活動の場を広げる。京都・青山音楽賞受賞。2011年バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにて"エクゼコー"賞受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。2008、2010、2011年度松尾学術振興財団より助成を受ける。

2012年6月バーゼル音楽院を修了し、2013年2月より拠点を日本に活動。3月東京・春・音楽祭に出演。4月にはHakuju Hallにて行われた藤倉大の個展にて弦楽四重奏曲第2番「フレア」(2010)を演奏し好評を博す。10月には紀尾井ホール主催公演にて本格的なリサイタルを成功に導く。2014年3月からはレジデント・アーティストとしてHakuju Hallで全3回のシリーズを担当。2014年10月のシリーズ第2回では、2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールで同じく第3位入賞の金子平(読売日響首席)と共演、2015年7月fontecからリリースのデビューCDでも共演している。またNHK-FM「ベストオブクラシック」の公開収録に参加、9月にはNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」でも演奏会の模様が全国放送される。さらに、NHK「名曲アルバム」にも出演する。

2016年には結成10周年を迎え、東京・春・音楽祭、第一生命ホール、日本モーツァルト協会例会、紀尾井ホール等で演奏。加えて、2017年1月からはiichiko総合文化センター(大分)でベートーヴェン全曲演奏会全6回シリーズがスタート、さらに同全曲録音プロジェクトがfontecにて進行中。2016年10月には神奈川フィルとの共演でコンチェルト・デビューを果たし、2017年4月は名古屋フィル定期演奏会にソリストとして出演した。

これまでにボザール・トリオの創設者メナヘム・プレスラー(ピアノ)をはじめ、小林道夫(ピアノ)、リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ポール・メイエ(クラリネット)、アレクサンダー・ロマノフスキー(ピアノ)等の著名音楽家と共演。


Members

﨑谷 直人 Naoto Sakiya, 1st violinist

87年生まれ。ケルン音大、パリ音楽院、桐朋学園ソリストディプロマを経て、バーゼル音楽院修了。ノボシビルスク国際コンクール第1位、メニューイン国際コンクール第3位。東京フィル、京都市響、神奈川フィル、バーゼル響、ノボシビルスク・フィル等と共演。また、東京フィル、九州響、読売日響などにゲスト首席、コンマスに招かれる。宮崎国際音楽祭、軽井沢八月祭、王子ホールMAROカンパニー、シュヴェツィンゲンSWR等、国内外の演奏会に出演。原田幸一郎、ジェラール・プーレ、ロラン・ドガレイユ、ダニエル・ゼペックの各氏に師事。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ソロ・コンサートマスター。06年ウェールズ弦楽四重奏団を結成。


三原 久遠 Hisao Mihara, 2nd violinist

89年生まれ。桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院修了。プロジェクトQ、小澤征爾音楽塾、若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」に参加。イヴリー・ギトリス、コリヤ・ブラッハー、ダニエル・ゲーデのマスタークラスを受講。ヴァイオリンを青木晶央、茂木佳子、澤和樹、木野雅之、藤原浜雄、室内楽を東京クヮルテット、原田幸一郎、今井信子、原田禎夫、毛利伯郎、指揮を高関健の各氏に師事。現在、東京都交響楽団 第2ヴァイオリン副首席奏者。09年ウェールズ弦楽四重奏団に加入。


横溝 耕一 Koichi Yokomizo, violist

86年生まれ。桐朋学園大学卒業。第58回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部入選。06年ウェールズ弦楽四重奏団を結成し、ビオラ奏者として09年まで活動。学内における室内楽試験を首席で修了。宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等に参加。これまでにヴァイオリンを小川有紀子、小森谷巧、堀正文、徳永二男の各氏に、室内楽を徳永二男、毛利伯郎、原田幸一郎、東京クヮルテットの各氏に師事。現在、NHK交響楽団 第1ヴァイオリン次席奏者。13年ウェールズ弦楽四重奏団に復帰。


富岡 廉太郎 Rentaro Tomioka, cellist

86年生まれ。9歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院修了。札幌ジュニアチェロコンクール特別奨励賞。いしかわミュージックアカデミーIMA音楽賞受賞。若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、プロジェクトQ等に参加。主要オーケストラの客演首席を始めとし、国内外多数のコンサート、音楽祭に出演。上原与四郎、毛利伯郎の各氏に師事。14年6月から17年3月まで、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 客員首席奏者を務める。17年11月より読売日本交響楽団 首席チェロ奏者。06年ウェールズ弦楽四重奏団を結成。

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