Verus String Quartet
15th
Anniversary Concert
2021. 12. 21.
ウェールズ弦楽四重奏団
15周年記念特別演奏会
Verus String Quartet
15th Anniversary Concert
ウェールズ弦楽四重奏団
15周年記念特別演奏会
ミュンヘンARD国際音楽コンクール入賞の実力を誇る、当代随一のカルテットの“今”を聴く特別な演奏会
結成当時、将来を期待される若手奏者だった四人が、15年の時を経て、それぞれ日本の主要オーケストラのトップを担う存在へと躍進。カルテットとしても密度の高い時間をともに過ごし、その演奏は年を追うごとに充実し、深みをましてきました。
これまでウェールズ弦楽四重奏団の演奏会にお運びくださったみなさまに感謝を込めて、そして、これからもともに音楽の喜びを分かち合う“仲間”であるすべてのお客様に真心を込めて。
ウェールズ弦楽四重奏団がプロデビューを果たした思い出の王子ホールで、長年あたためてきた大切なプログラムをお届けいたします。
2021年12月21日(火)19:00開演
王子ホール
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K387
W. A. Mozart: String Quartet No.14 in G Major K387 "Spring"
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番《クロイツェル・ソナタ》
Janacek: String Quartet No. 1 'Kreutzer Sonata'
ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品51
Brahms: String Quartet No. 2 in a Minor, Op 51
﨑谷 直人 Naoto Sakiya, ヴァイオリン
三原 久遠 Hisao Mihara, ヴァイオリン
横溝 耕一 Koichi Yokomizo, ヴィオラ
富岡 廉太郎 Rentaro Tomioka, チェロ
全席自由 ¥5000(税込)
[チケット取り扱い]
●王子ホールチケットセンター
https://www.ojihall.jp/form/ticket.html
電話 03-3567-9990
●チケットぴあ
電話 0570-02-9999[Pコード:203635]
主催: MAE Co., Ltd.
⽂化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
TOPIC
2021. 1. 22
【公演終了】公演当日の写真をページ以下にアップしております。(C)山口敦
2021.12.07.
ウェールズ弦楽四重奏団のメンバー4人が15周年記念公演に向けて熱い思いを語っています!ぜひご覧ください。
About
Verus String Quartet
桐朋学園の学生により2006年に結成。軽井沢八月祭、宮崎国際音楽祭、プロジェクトQ、JTが育てるアンサンブルシリーズ他、国内の多数の演奏会、音楽祭に参加。2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位、日本人の団体として東京クヮルテット以来38年ぶりの入賞を果たす。2009年日本音楽財団の協力で王子ホールにて正式なデビュー公演を行う。原田幸一郎、東京クヮルテットのメンバー等から指導を受ける。
2010年春より拠点をスイス・バーゼルに移し、バーゼル音楽院にてライナー・シュミット(ハーゲン四重奏団)のもとで研鑽を積む。南仏ボニユー音楽祭、ドイツ・シュヴェツィンゲンSWR音楽祭、ドイツ・ボイゲン城でのコンサートへの出演など、ヨーロッパでも活動の場を広げる。京都・青山音楽賞受賞。2011年バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにて"エクゼコー"賞受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。2008、2010、2011年度松尾学術振興財団より助成を受ける。
2012年6月バーゼル音楽院を修了し、2013年2月より拠点を日本に活動。3月東京・春・音楽祭に出演。4月にはHakuju Hallにて行われた藤倉大の個展にて弦楽四重奏曲第2番「フレア」(2010)を演奏し好評を博す。10月には紀尾井ホール主催公演にて本格的なリサイタルを成功に導く。2014年3月からはレジデント・アーティストとしてHakuju Hallで全3回のシリーズを担当。2014年10月のシリーズ第2回では、2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールで同じく第3位入賞の金子平(読売日響首席)と共演、2015年7月fontecからリリースのデビューCDでも共演している。またNHK-FM「ベストオブクラシック」の公開収録に参加、9月にはNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」でも演奏会の模様が全国放送される。さらに、NHK「名曲アルバム」にも出演する。
2016年には結成10周年を迎え、東京・春・音楽祭、第一生命ホール、日本モーツァルト協会例会、紀尾井ホール等で演奏。加えて、2017年1月からはiichiko総合文化センター(大分)でベートーヴェン全曲演奏会全6回シリーズがスタート、さらに同全曲録音プロジェクトがfontecにて進行中。2016年10月には神奈川フィルとの共演でコンチェルト・デビューを果たし、2017年4月は名古屋フィル定期演奏会にソリストとして出演した。
これまでにボザール・トリオの創設者メナヘム・プレスラー(ピアノ)をはじめ、小林道夫(ピアノ)、リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ポール・メイエ(クラリネット)、アレクサンダー・ロマノフスキー(ピアノ)等の著名音楽家と共演。
Members
﨑谷 直人 Naoto Sakiya, 1st violinist
87年生まれ。ケルン音大、パリ音楽院、桐朋学園ソリストディプロマを経て、バーゼル音楽院修了。ノボシビルスク国際コンクール第1位、メニューイン国際コンクール第3位。東京フィル、京都市響、神奈川フィル、バーゼル響、ノボシビルスク・フィル等と共演。また、東京フィル、九州響、読売日響などにゲスト首席、コンマスに招かれる。宮崎国際音楽祭、軽井沢八月祭、王子ホールMAROカンパニー、シュヴェツィンゲンSWR等、国内外の演奏会に出演。原田幸一郎、ジェラール・プーレ、ロラン・ドガレイユ、ダニエル・ゼペックの各氏に師事。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ソロ・コンサートマスター。06年ウェールズ弦楽四重奏団を結成。
三原 久遠 Hisao Mihara, 2nd violinist
89年生まれ。桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院修了。プロジェクトQ、小澤征爾音楽塾、若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」に参加。イヴリー・ギトリス、コリヤ・ブラッハー、ダニエル・ゲーデのマスタークラスを受講。ヴァイオリンを青木晶央、茂木佳子、澤和樹、木野雅之、藤原浜雄、室内楽を東京クヮルテット、原田幸一郎、今井信子、原田禎夫、毛利伯郎、指揮を高関健の各氏に師事。現在、東京都交響楽団 第2ヴァイオリン副首席奏者。09年ウェールズ弦楽四重奏団に加入。
横溝 耕一 Koichi Yokomizo, violist
86年生まれ。桐朋学園大学卒業。第58回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部入選。06年ウェールズ弦楽四重奏団を結成し、ビオラ奏者として09年まで活動。学内における室内楽試験を首席で修了。宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等に参加。これまでにヴァイオリンを小川有紀子、小森谷巧、堀正文、徳永二男の各氏に、室内楽を徳永二男、毛利伯郎、原田幸一郎、東京クヮルテットの各氏に師事。現在、NHK交響楽団 第1ヴァイオリン次席奏者。13年ウェールズ弦楽四重奏団に復帰。
富岡 廉太郎 Rentaro Tomioka, cellist
86年生まれ。9歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院修了。札幌ジュニアチェロコンクール特別奨励賞。いしかわミュージックアカデミーIMA音楽賞受賞。若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、プロジェクトQ等に参加。主要オーケストラの客演首席を始めとし、国内外多数のコンサート、音楽祭に出演。上原与四郎、毛利伯郎の各氏に師事。14年6月から17年3月まで、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 客員首席奏者を務める。17年11月より読売日本交響楽団 首席チェロ奏者。06年ウェールズ弦楽四重奏団を結成。